西の国から

tombo のまんま
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昨晩は一晩中雨が降っていました。比較的乾燥しているこちらでは、普段埃っぽい中で生活しているので、雨上がりの澄んだ空気に包まれた朝は格別です。
そんな朝は、南向きのベランダの向こうで、遠くの山々が惜しげもなく提供してくれる朝靄をみて、感動してしまうのですよ。







日々の生活に流されていくうちに、ついつい忘れて話せば分かるなどという甘い考えを抱いてしまうのだけれど、話しても書いても伝わらないものは伝わらない。
常に「誤解される可能性」を踏まえた上で、人と付き合わなければいけないと思うのだが、熱が入れば入るほど、思いこみが先に立ち、つい忘れてしまう。

逆もしかり。相手のことが分かったつもりで調子に乗ると、とんでもない見当違いをしてしまう。言葉では伝わらないと、飲み込んでしまう言葉のほうが多いのではないだろうか。

結局、人間社会なんてものは、誤解と思い込みで成り立っているのだろう。だいたい、語られる言葉だけですべてが分かってしまったら、コミュニケーションなんて必要ないじゃないか。だからこそ、言葉を捏ね繰り回して伝えようとするし、必死になって聞こうとする。

伝わらない言葉ではなく、伝えない言葉を気遣うことが思いやりになるなら、コミュニケーションとは言葉で思考を伝えるいうことではなく、理解しようと努めることなのかもしれない。

我が家のベランダは南向きですが、山にさえぎられて生まれた町で見慣れた海を見ることができません。それでも朝靄や霞に包まれる連なった山々を見るのもなかなか良いものです。大きな町ではないので、高層ビルに視界をさえぎられることもなく、民家の煙突からでる煙の向こうにある景色はとてものどかです。

その景色の向こうにある山の、そのまた向こうの一番遠くに見える山のてっぺんにある建物は、肉眼では点ほどにしか見えません。
でも、仕入れたばかりの PowerShot S2IS の12倍ズームで撮ると、こんな景色もここまで見える!
実はカメラの練習でしたっ。




スペインにも四季はありますが、日本の紅葉の美しさはなかなかお目にかかれません。赤はないかと探していたら、目と鼻の先、向かいのアパートを覆っているツタが秋晴れの陽に照らされて輝いていました。



ツタは冬になると葉をすべて落としてしまうのですが、夏の緑に秋の紅と目の保養になります。
それにしても、これだけの葉っぱがすべて落ちてしまってから、掃除するのは大変だろうなあ…。

ということで、嬉しがってカメラの練習。
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